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#118|みんなありがとう







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きょうの一枚 puisto|hiroba


Aakkoset. フィンランドのことば

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テーブルの上のフィンランド

テーブルの上のフィンランド

まずお礼を言わせてください、と岩間さん。(clubhouseの)配信で紹介した本を読んでくださった方々を見かけてとてもうれしく思っています ──

Moi!フィンランドをもっと好きになる118回目の配信レポートをお届けします。メニューはこちら。

+ メッツァの夏至祭「湖畔の北欧マーケット」
オリ・マキの人生で最も幸せな日
ビルゲル・カイピアイネンの誕生日
旅行ガイド『MONOCLE』ヘルシンキ編
あなたはどのムーミンキャラクター?
Keppijumppa|けっぴゆんっぱ

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メッツァの夏至祭「湖畔の北欧マーケット」  

最初は自分の報告から。飯能市のメッツァビレッジで開催されていた「メッツァの夏至祭」へ行ってきました。訪れた日曜日には「湖畔の北欧マーケット」が開催されていて、北欧ヴィンテージやアイテムなどのお店がたくさん出店されていました。

いつもとくに目当てがあるわけでなく、ただふらりと訪れるだけなのですが、いろいろな気づきや思いがけない出会いがあっておもしろいです。

以前(レポート#43)ミホコさんが紹介していたフィンランドのアウトドアブランド LUHTA を取り扱っているテントでは、冬着やフェルトブーツなどもあり、とても気になったのですが、かなり蒸し暑い天気だったので断念しました、笑。前日の土曜日には kokko(篝火)も炊かれていたそうです(見たかった!)

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Juhla tokyoは会場BGMを担当。Maijaさんのシナモンロールも販売。

ミ:ほかにはどんなイベントがありましたか?
ハ:カンテレの演奏会や体験会などをしていました。
ミ:カンテレは外で演奏していたの?
ハ:はい、メイポールの隣で。ラジオパーソナリティなどをされているLiLiCoさんがイベントのプレゼンターだったので、スウェーデンよりの夏至祭でしたかね。

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WAFINのみなさん。カルダモンの香りのキャンドルもありました。
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オリ・マキの人生で最も幸せな日  

次に紹介したのが、映画『オリ・マキの人生で最も幸せな日』。岩間さんにおすすめされていたので、ネット配信で鑑賞してみました。監督は『コンパートメントNo.6』を撮ったユホ・クオスマネン。世界戦を控えたボクサーとその恋人との物語。

ミ:『コンパートメントNo.6』と共通する監督らしさみたいなものはありましたか?
ハ:そうですね。淡々とした感じがありますね。とりわけ特別なことは起こらないで物語が進んでいくような。岩間さんが言っていたように最後まで見ないとわからない映画です。どちらかといえば『コンパートメント』の方が好みです。
イ:エンドロールまで見ないとね。『コンパートメント』と『オリ・マキ』、それぞれ好みがわかれるところはあるかもしれないけれど、『オリ・マキ』の方が好きですね。
ミ:お、(意見が)分かれましたね、笑。ちなみに原題は「微笑む男|Hymyilevä mies」なんですけど、だいぶ違いますね。

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ビルゲル・カイピアイネンの誕生日  

ちょうど配信の前日7月1日はビルゲル・カイピアイネンの誕生日だったので彼のことをすこし調べていました。彼はアラビア製陶所の美術部門で活躍した陶芸家/デザイナーで、今での人気のあるパラティッシやスンヌンタイなどの食器デザインも手がけました。

おっ!と思ったのがカイピアイネンの作品のコレクションで、個人としては世界一の規模をほこるのがコレクション・カッコネンだったということ(前回のレポートを参照)。いつか彼の展覧会が日本で開かれる際には、カッコネンさんのコレクションがやってくるのではないでしょうか。

ミ:今後展覧会で観てみたいデザイナーは誰ですか?
イ:やはりラスボスは、タピオ・ヴィルカラですね、笑。

ミ:ビルゲル・カイピアイネンは?

イ:もちろん。以前「フィンランド陶芸 ─ 芸術家たちのユートピア(2018年)」展というのが目黒区美術館で開催されましたけど、2階フロアがビルゲル・カイピアイネンとルート・ブリュックの展示だったんです。その後、ルート・ブリュックの展覧会が実現したので、今度はカイピアイネンを観てみたい。

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旅行ガイド『MONOCLE』ヘルシンキ編  

次の報告は岩間さん。ドイツの出版社による旅行ガイド『MONOCLE』のヘルシンキ編(2019年)を紹介してくれました。

写真が充実していて楽しく、サブカル的な雰囲気もあり、日本のガイドブックとは切り口がちがうのでとてもおもしろいそうです。記事には体験型のアクティビティの紹介やフィンランドにまつわるコラムなども。

▶︎ MONOCLE Travel Guide, Helsinki

ミ:読んで気になった場所などはありますか?
イ:島の紹介がたくさんありましたね。
ミ:表紙はサウナのイラストですね。
イ:ぜひ読んで、空想旅行へ。

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あなたはどのムーミンキャラクター?  

最後はミホコさんの報告です。本国のムーミン公式サイトで公開されているキャラクター診断コーナーをやってみました。

ミホコさんの結果は「スナフキン」。自分は「ムーミンママ」。岩間さんは「スナフキン」。

▶︎ Which Moomin character are you?|Moomin Official Site

イ:日本人の場合は、やっぱりスナフキンが多いんじゃないかな。
ハ:いまリンクをチャット欄に書き込みました。
ミ:ミィになる人はいるんでしょうか。みなさんもやってみてください。
イ:原田くん、集計お願いします。

というわけで集計を、笑。自分たちも含めるとムーミンママ3名、スノークのお嬢さん1名、スナフキン3名という結果でした(ご参加ありがとうございます)。

ちなみに全部自分と反対の答えを入力してみたところ、リトルミィでした。ミホコさんも反対でやってみると、ムーミンパパになったそうです。

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Keppijumppa|けっぴゆんっぱ  

つづいてミホコさんが紹介してくれたのが、Keppijumppa(けっぴゆんっぱ)、直訳すると「棒運動」。スティックを使ったエクササイズで、肩をほぐしたり、背骨を伸ばしたり、ストレッチに最適だそうです。

ミ:いま実際にやってみてるんですけれど、棒を掴んだまま腕を後ろにして肩甲骨を・・・・。
イ:気持ちよさそうです、想像ですけど、笑。フィンランドでもよくやられてるんですよね?
ミ:そうですね。YouTubeで検索するといろいろやり方が出てきますよ!


── Instagramなどの投稿で見かけて、そこでまたこちらも別のことを教えてもらったり。そういうのがいいですよね、と岩間さん。ときどき届いているのかなあと不安になることもあるけれど、そこで反応をもらえることってやっぱりとってもうれしいです。みんなありがとう。それでは今回はこの辺で、次回もお楽しみに。

text : harada

#118|Thank You Friends – Big Star

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