#060 君の名を

名前がなかなか出てこないってことよくありますよね、ね? ──

Moi!フィンランドをもっと好きになる60回目のレポートをお届けします。メニューはこちら。

  • 文学サロン『マリメッコの救世主』
  • アイノ・アアルト-美しき日常 “Kaunis Arki”
  • フィンランドライフスタイルイベント
  • アイスホッケー世界選手権
  • 北海道フィンランドウィーク

文学サロン『マリメッコの救世主』

フィンランドセンターによる文学サロン、今回の課題図書は『マリメッコの救世主キルスティ・パーッカネンの物語』(祥伝社)。そこに登場されたのが、なんと著者ウッラーマイヤパーヴィライネンさん。フィンランド語での朗読や質問にも応じてくれるという特別な回でした。ユカさんも参加しました。また翻訳者のセルボ貴子さんも参加されていたようでした。

ハ:えーと、キルスティパーッカネンの本、、、
ユ:『マリメッコの救世主』ですね。
ハ:そう、今回は著者のウッラーマイヤ、、、ええと、ウッラーマイヤさん!が、
ユ:パーヴィライネンさんですね。
ハ:はい!朗読してくれました。(ユカさん、ありがとうございます、笑)

ミホコさんより「なにかおもしろいエピソードは聞けましたか?」という質問がありました。

取材に白い服で行ったら(いつもは黒い服)、キルスティさんの機嫌が良くなかったこと。当時すでに90歳という年齢だったが、とてもカリスマ性を感じたこと。そのほか、一緒に日本へ行きましょうと約束をしていたこと。新しいことを始めるのに遅いことはないと学んだこと。などなど、興味深いお話をたくさん聞けました。


アイノ・アアルト-美しき日常 “Kaunis Arki”

もうひとつ参加したのが、Artek Tokyo Storeの3周年を記念して行われたオンライントークイベント「アイノ・アアルト-美しき日常 “Kaunis Arki”」。アルヴァとアイノの孫であるヘイッキアアルト=アラネンさんと、昨年開催された「アイノとアルヴァ二人のアアルト」展を共催されたギャラリーエークワッドの岡部三知代さんが登壇されました。

ちなみにアルテックのお店からフィンランドのヘイッキさんに「ヘイ!ヘイッキ」と呼びかけられたのを聞いて笑ってしまったのは自分だけではないかもしれません。その理由はこちら。

▶︎ ヘイヘイッ記

ハ:アルヴァとアイノの孫の、えーと、ヘイッキ・・・なんでしたっけ?
ミ:ヘイッキアアルト=アラネンさん。本も書かれてます。
ハ:日本版も出る予定だそうです。(ミホコさん、ありがとうございます、笑)
ユ:それは楽しみです!

▶︎ Heikki Aalto-Alanen『Rakastan sinussa ihmistä – Aino ja Alvar Aallontarina』

ヘイッキさんが生まれたのはアイノの亡くなった5年後だったのですが、アアルトハウスのリビングのピアノの上にいつもアイノの写真が飾られていたそうです。誰もその写真の人物について話してくれなかったので、誰なのかわかっていなかったのですが、それは家族にとってアイノがあまりにも大きな存在で、喪失感でいっぱいだったからではないかとヘイッキさん。家族というまた別の視点から見たアイノやアルヴァについて聞くことができました。

現在Artek Tokyo Storeにて、アイノにまつわるインスタレーションを見ることができます。そちらもぜひ。


フィンランドライフスタイルイベント

そして岩間さんから、木曜日にサウナラボ神田で開催された「フィンランドライフスタイルイベント」についての報告がありました。

サウナ好きの方ならご存知、ヨキピンペラヴァなど歴史のあるメーカーだけでなく、デザイン関連やコスメなどの新しいメーカーも参加していました。そういった新しいメーカーの自分がやりたいからやるというフットワークの軽さがみたいなものがフィンランドの良さなのではないでしょうか、と岩間さん。

そうした起業のしやすさ(意識+環境)、家族経営のメーカーが多い理由かもしれないと自分も思いました。

さらにミホコさんから、参加されていたメーカーについての補足がありました。

Rimita Greenは、基礎化粧品やソープ、金属を使わないデオドラントなど。HENUA Organicsは、水の代わりに樹液を、またできるだけフィンランド産にこだわった原料で作られています。代理店が見つかり日本でも展開されていくそうです。

プーッコ(ナイフ)は、刃から柄まですべて手作り。トナカイのツノなどを利用したりも。自分のためのプーッコを手に入れることができるメーカー(lisakki Järvenpää Osakeyhtiö)ですが、日本ではアウトドア用ナイフを展開していく予定だそうです。

煙突の筒を重ねたようなライト(ehea LIVING)は、テーブルに置いたり、天井から吊り下げたりすることができます。創業者の方はデザインの勉強をしていたのかと思いきやビジネスの勉強をしていたそうです。

イ:サウナラボでは、サウナも見せていただきました。
ミ:サウナ入ったんですか?
イ:入ってはいませんが、男女両方のサウナを案内してもらいました。休憩場所など過ごしやすい工夫があって。女性の方はゆったり楽しむような、男性の方はがっつりな感じで、笑。
ユ:たしか週に一度くらい交代する日もありますよね。

記事では、イベントの様子やその他のメーカーについても書いていますので、ぜひご覧ください!

▶︎ 海の向こうからフィンランドがやってきた|Moi


アイスホッケー世界選手権

ユカさんが報告してくれたのが、現在フィンランドで開催中のアイスホッケー世界選手権。2022年5月13日から29日まで、開催されている都市はヘルシンキとタンペレです。タンペレでは新しくできたノキアアリーナを使用しているそうです。

YouTubeで全試合視聴できるそうですので、気になる方はぜひ。

▶︎ IIHF Worlds 2022|YouTube

イ:フィンランドチームの調子はどうですか?
ユ:調子良さそうです。オリンピックに出ていた選手もいますし。スウェーデン戦で引き分けた時、サッカーのPK戦のようなことをするんですね、あまりくわしくないので。AグループとBグループに分かれて争っています。
ミ:フィンランドとスウェーデン、同グループにいるの?
ユ:はい。フィンランドで開催しているので観客席もすごく盛り上がっています。DJとかもいて盛り上げたり、他国のチームはやりにくそう、笑。でもスウェーデン戦の時は、スウェーデンのユニフォームを着た観客もたくさんいましたよ。
イ:ホームの利ってやつですね。


北海道フィンランドウィーク

最後にミホコさんから「北海道フィンランドウィーク」のお知らせがありました。

2022年5月28日土曜日から6月3日金曜日まで、サウナや文化、教育、子育て、スタートアップ、5G&6G、ジェンダー平等など、目白押しのイベントです。とくに現地札幌で参加できる方を絶賛募集中とのことですので、気になるトピックがある方はぜひご参加ください。

個人的には北海道大学で行われる「サーミとアイヌの文化と観光」というのが気になっています。フィンランドセンター所長のアンナ=マリアさんによる編み物ワークショップなどもありますよ。

ハ:28日、29日はサウナのイベントですね。
ミ:Sauna City Sapporoって?
ハ:「サウナの街サっぽろSauna City Sapporo」というイベント名のようです。
ユ:サウナに入れるんですか?
ミ:テントサウナにサウナバス、バレルサウナもありますね!


── 今回は写真が少なめです。みなさんお忙しそうです。名前が出てこなかったのもきっとそのせい、、、ではありません。寝ぼけて頭が回っていなかっただけです、失礼しました。それでは今回はこの辺で、次回もお楽しみに。

text:harada

#60|Call Me – Chris Montez