5月最後の日曜日、朝から陽射しがとても強く、まるで夏のよう ──
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Moi!フィンランドをもっと好きになる61回目のレポートをお届けします。メニューはこちら。
- パペットアニメーション『ムーミン谷の彗星』
- 8月9日はムーミンの日
- MOOMIN KAUPPA
- 編み物クラブ@メッツァヴィレッジ
- 写真展『Frozen Land』
- 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
- フィンランド語講座説明会
パペットアニメーション『ムーミン谷の彗星』
今週の報告はまず、パペットアニメーションの『劇場版ムーミン谷の彗星』を観たという岩間さんから始まりました。
ムーミンのアニメは数多く制作さていますが、こちらの1978年から1982年にかけてポーランドで制作(トーベ・ヤンソン監修)されたTVシリーズを、長編映画化したものです。
この映画の中で岩間さんが注目したのが、北欧の至宝マッツ・ミケルセンが声優を務めた「スニフ」という名のキャラクターの色。
イ:スニフといえば何色を思い浮かべますか?
ユ:アニメだと茶色でしたよね。
イ:それがですね、グレーなんです。茶色だとカンガルーのように見えるんですが、ねずみ色だとやっぱりネズミに見えるんですよね。
ミ:トーベがユニセフのために書いたイラストを見ると濃いグレーなんです。しかも犬みたいに走ってる、笑。
ユ:たしかに4本足で走っていたら、犬に見えますよね、笑。
なぜ、マッツ・ミケルセンが「北欧の至宝」なのかは聞きそびれました、またいつか話題に上ったときに、笑。
8月9日はムーミンの日
以前から「ムーミンの日」として親しまれてきた8月9日(トーベ・ヤンソンの誕生日)ですが、ここ日本でも正式に登録認定されました。
ユ:前からムーミンの日って言われてませんでしたか?
ハ:今回、日本記念日協会というところに登録認定されたんです。
ミ:登録されるとなにか特典があるんですかね?
イ:「今日は何の日?」とかで一般に公表できるんじゃないかな。
MOOMIN KAUPPA
ムーミンつながりでということで、ミホコさんからの報告は、日比谷シャンテで開催中のポップアップショップ「MOOMIN KAUPPA」について。
「Kauppa」とは、フィンランド語で「お店」のこと。北欧から直輸入の商品など、海外のメーカーが作るムーミングッズを中心としたムーミン公式ショップです。
ミホコさんによると、ファッツェルのビスケットから琺瑯のムーミンマグまで数えきれないくらいのグッズが並んでいたとか。また訪れていたお客さんが、グッズの絵を見比べて「これは、あのシーンだね」と会話しているのを聞いて、さすがはムーミンファンと驚いたそうです。
期間限定ですので、気になる方はぜひお出かけください。
MOOMIN KAUPPA
会場:日比谷シャンテ3階
会期:2022年5月3日〜6月12日
ちなみに北陸製菓の大人のムーミンビスケット(詳しくは59回目のレポートを)は見つからなかったそうです。ミホコさんもユカさんも探しているそうです、見つけた方はぜひ一報を、笑。
編み物クラブ@メッツァヴィレッジ
次は自分の報告。28日土曜日に飯能市のメッツァヴィレッジで開催されたフィンランドセンター編み物クラブ4周年記念イベント「みんなのためのウェルビーイング、編み物と遊び!」へ行ってきました。
プログラムは、ノンストップ編み物、ウェルビーイングウォーキング、編み物リレーに記念パーティと、午前10時~午後17時まで一日中楽しむことができました。会場では、フィンランドデザインの和ろうそくを取り扱うWAFINのおふたりやnuotio|takibiサークル仲間のNさんにも、ばったりお会いすることができました。
編み物の経験が全くないのにも関わらず、参加者や主催のフィンランドセンターのみなさんにも受け入れていただいてとてもうれしかったです。イベントについては後日記事を書きますので、どうぞお楽しみに。
写真展『Frozen Land』
先週25日、マーリット=クリスティーナ・ヴェプサライネン写真展『Frozen Land』を観るため、表参道のアルスギャラリーへ行きました。
せっかくなので「表参道フィンランド巡り」を決行。近隣のフィンランド関連のギャラリーやお店を巡りました。その模様はInstagramに書きましたので、ぜひご覧になってみてください。
またその日は、会場で係を担当されていたユカさんに会うことができました。ユカさんによると、ご友人のほか、フィンランドの展示と知って来られた方などがたくさんいらっしゃったそうです。
ミ:どんな写真を撮られる方ですか?
ユ:北欧の自然写真ですね。今回は雪とかフクロウなどの写真がありました。
ミ:真夏にみると良さそう、笑。
イ:(マーリットさんの)Instagramでは、オーロラやキツツキの写真もありますね。
ミ:オーロラは遭遇モノですからね。なかなか。
今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
もうひとつユカさんが紹介してくれたのが、標野凪の小説『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』(双葉文庫)。タイトルにあるようにカフェを舞台にした連作短編集で、フィンランド好きなら知っているワードやアイテムが登場するので、おすすめとのことです。
目次には「やかんコーヒー」という言葉もありますよとユカさん。岩間さんもチェックしてみますと言っていました。みなさんもぜひ!
フィンランド語講座説明会
そして最後にミホコさんからのお知らせです。
ミホコさんが講師をされているマトカトリのフィンランド語講座で、講座を受講してみたいと考えている方のために、オンライン合同説明会が開催されます。
ミホコさん自身のことや授業の内容や進め方などの説明、また運営しているマトカトリの担当の方も同席されます。参加無料ですのでぜひお申込みください。質問の時間もあるそうです。
▶︎ オンライン説明会のご案内
── これを書いている時点で気温が30°Cを超えました。いまとけているところです。。。それでは今回はこの辺で、次回もお楽しみに。
text:harada
#61|Melt Away – Brian Wilson