千葉(美浜区)のインテリアショップ「TIMBER YARD」さんでは、2/11[木祝]より28[日]までイベント「scandinavia vol.5」が開催されます。
をテーマに、自然に寄り添って生きる北欧の人々のくらしから生まれた雑貨や家具を紹介・販売します。じつは、昨年の「scandinavia vol.4」では会場にお邪魔してアアルトコーヒーさんのコーヒーを淹れさせていただきましたが、今回も自慢のコーヒー&シナモンロールをもって会場に向かいます。
ということで、これまでヘルシンキを中心に30軒以上のカフェを巡った中で感じたこと、見えてみたこと~フィンランド人にとってのカフェ、そしてコーヒー、はたまたデザインのことなどをスライドをまじえつつお話しさせていただきます。焼きたてシナモンロール&コーヒーつきで参加費2,100円。
千葉方面にお住まいの方には、ぜひぜひお越しいただきたいと思ってます。くわしい内容、お申し込み方法についてはTIMBER YARDさんのウェブサイトにてご確認下さい。
どうぞよろしくお願い致します!
PS.クルマで連れて行ってくれるボランティアも絶賛募集中(最寄り駅から離れているため)! 併設のMother Moon Cafeさんでゴハンおごりますよ(笑)。
あす、蔵前のアノニマスタジオさんでひらかれるイベント「スナオマルシェ」に、
moiの人気メニュー「北欧風シナモンロール」、そして今回のイベントのために特別にご用意した「木苺とカルダモンのケーキ」
の二品を出品させていただきます。
スナオマルシェは、つくば市の北欧雑貨店「ハントヴェルク」さんが中心となって近隣のつくり手さんたちとともに定期的にひらかれているマーケットなのですが、今回はスウェーデン映画『サーミ・ニエイダ・ヨイク』の上映会にあわせてここ東京で開催されるものです。
上映に先立ち11時~15時におこなわれる「マルシェ」には、この日のために集まった13組のつくり手が登場します(以下)
(出店のお店/つくり手)
・伊藤桃子(ロールキャベツとスープ)
・itonowa(玄米のお弁当)
・au bon gout(布+クロスステッチ)
・kiki(卵、乳製品を使わないお菓子と自然酵母のパン)
・keica(焼き菓子)
・チーズ研究家かのうかおり(ブルーチーズのチーズケーキ)
・ハシバミ(焼き菓子)
・ハナウタ(クロスステッチ)
・Backe*分室no.605(べーグル、イングリッシュマフィン、焼き菓子)
・robinet(焼き菓子)
・TE HANDEL(スウェーデンのブレンドティー)
・moi(北欧のお菓子)
・ハントヴェルク(北欧のカゴ)
残念ながら上映会のほうはすでに予約で満席とのことですが、マルシェのほうは予約不要・入場無料ですのでぜひお散歩がてら会場のアノニマスタジオまでご来場いただければと思います。
なお、moiのお菓子に限り、14時からの販売となりますのでお気をつけ下さい。また数には限りがございますので、万が一売り切れの際にはご容赦下さい。焼きたてをスタッフがお届けします!
先日お知らせさせていただきましたとおり、昨日は蔵前のアノニマスタジオでひらかれた「スナオマルシェ」に参加させていただきました。モイからは、
フィンランド風シナモンロール
木苺とカルダモンのケーキ
の2種類を出品させていただきました。冷たい風が吹く中ご来場くださいましたみなさまには、この場を借りて御礼申し上げます。
朝、パンを焼いてその足で会場まで運んでくれたスタッフによると、販売を開始した14時以前からずいぶんとたくさんのお客様がお待ちくださっていたようで、アッという間に完売になってしまったとのこと。とりわけ、シナモンロールはふだん「平日限定・イートインのみ」でご提供させていただいているため、いつもはお店にお越しいただいているお客様が「家族にもぜひ食べさせたい」と言ってわざわざご来場くださったりと、うれしい報告もたくさん聞きました。ちいさなオーブンでていねいにこしらえているためご用意できる数に限界があり、せっかくお越しいただいたにもかかわらずお求めいただけなかったお客様には申し訳ありませんでした。
ふだんは「つくばの森」でおこなわれているというこの「スナオマルシェ」、いつかぜひ伺ってみたいものです。
その昔、書店で偶然みつけた『small planet』という写真集には目を奪われた。小学校の図書館で、福田繁雄の「だまし絵」をわくわくしながら眺めていたころのあの感じが甦ってきたからだ。あるいは、まだ秋葉原にあったころの交通博物館で、ガラスに顔をくっつけてさまざまな模型の電車が行き来するジオラマを食いいるように見つめていたころのあの感じを思い出した、とでも言うか…。
そんなわけだから、手持ちの写真を気軽に「それっぽく」加工できるTiltShift Generatorというソフトの存在を知ったときは心騒いだ。六本木ヒルズがオープンしたてのころ森ビルの会長かなにかが、体育館のようなスペースにつくられた東京の精巧な模型を見下ろしながら「まだ東京には開発すべき土地がいっぱいあるな」と「悪の首領」よろしく不敵な笑みを浮かべている姿をテレビで目にしたことがあるが、これを使って風景を箱庭化してしまうことで「世界征服も夢じゃない」そんな野望を夢見させてくれるのがこのTiltShiftのすごいところである!?
というわけで、さっそくiPhone版のアプリを導入したのだが、どうしたものかじぶんの画像アルバムには食べ物の写真しか収められていないのだった。これでは結局「征服」できるのはじぶんの胃袋どまりである。情けない。
そこでやむをえずWEB版のフリーソフトをいじくって試してみたのだが、やってみるとこれが案外むずかしい。まず、写真の選択がむずかしい。原則として、
できるだけ遠景を撮影したもの
できれば上→下というように俯瞰したもの
人、クルマ、建物などができるだけゴチャゴチャ存在しているもの
がもっとも効果的に「ミニチュア化」できるという結論に至った。ようするに、手持ちの写真を加工するというよりは、こういう加工に適した写真をまずは(意識的に)撮影することが大事らしい。加工の加減も、正直なところどこが「適正」なのかいじればいじるほどわからなくなってくる。とりあえずは、以前ストックホルムを旅したときに撮った写真をいろいろ苦心しながらいじくってはいるのだが相変わらず勘がつかめないままである。
わかったことといえばただひとつ、世界征服は目が疲れる、ということだ。
Twitterにかまけて(?)すっかりブログの更新を怠ってしまった・・・よくあることらしいけれど。
さて、以前たまたま書店でみかけた写真集『small planet』(本城 直季)にミニチュア心(?)をくすぐられ、それをデジタルで手軽に模倣できてしまうアプリ「Tilt Shift Generator」に心ときめいた、という話は前回のポストで書いたとおり。
その後さる情報筋?より、フィンランドにもこんなアーティストがいるよと教えていただいたのでここでご紹介を。
アーティストの名前は、Miklos Gaal。ミクロシュ・ガール、と読むのかな? 「1974年生まれのフィンランドのヴィジュアルアーティスト」とのことだが、名前から想像するにハンガリー系の血も入っているようだ。現在はオランダのアムステルダムを拠点に活動しているとのこと。
これまでの代表作をみることができる彼のウェブサイトwww.miklosgaal.comでは、あの風景を箱庭化してしまう手法を用いた作品の数々もみることができる。2000年代の前半からこうした作品を発表していたようだ。
とりわけ本国フィンランドで彼の名前を一躍有名にしたのは、当時まだ建設中だった「kamppi」(ヘルシンキのバスターミナル兼ショッピングセンター)をミニチュア的に撮影した作品『Construction Site』(2002)で、いまではフィンランドの多くの美術館が彼の作品を収蔵しているそうなのでいつかは実際この目でみるチャンスがあるかもしれない。
それにしても、写真の舞台がフィンランドというだけでさらに心ときめいてしまうというのも我ながらなんだかなぁ・・・
あさって土曜日は、千葉(稲毛)のインテリアショップ「TIMBER YARD」さんで開催中のイベント「Scandinavia vol.5」に出張してきます。もともとは焼きたてのシナモンロールの配達のみのつもりだったのですが、せっかくお邪魔するのに配達だけというのもつまらないと思いご厚意により「おはなし会」を設定していただきました。
内容は「フィンランドのカフェ、そしてコーヒーのおはなし」ということで昨年9月におこなわれた「ピロイネンカフェ」@+casE Galleryでお話しさせていただいたものと同じなのですが、ここにきてあらためて構成を見直しだいぶ贅肉が削ぎ落とされた感じ、お越しいただいたみなさんに伝えたいこともかなりクリアになりました。ある意味「持ちネタ化」してきたというか……。
相変わらず人前でお話しするという行為自体は(まちがいなく)緊張すると思うのですが、それ以上にみなさんにお話しできることがいまは楽しみで仕方ありません。それはたぶん、おはなしがたんにスライドを見せながらヘルシンキのカフェを紹介するといったこと以上に、
── じぶんがなぜフィンランドのカフェをやっているのか
ということを、つまりじぶんにとって「たいせつ」と考えていることをみなさんにお知らせすることにぼく自身が意味を感じているからかもしれません。もちろんそれは、きっとみなさんもそれを「たいせつ」と感じてくれるであろうという希望的観測がもとになっているわけですが……。
そういうわけで、あさって「TIMBER YARD」さんでお会いできることをとても楽しみにしております。そしてさらに、どこかにぼくの拙いおはなしに耳傾けてくれるひとがいるのであれば、よろこんで出かけてゆきたいというのがぼくのささやかな「夢」でもあります。それは、カフェという場所を好きになってもらうための、言いかえれば「現場」からの草の根運動みたいなものだからです。
それでは、「TIMBER YARD」さんで上手く話せるよう店内の「ムーミン様」にお願いすることとします。