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Hanako、装苑 ほか
2008.3.10|publicity

いま書店に並んでいる掲載誌をまとめて(遅ればせながら)ご紹介します。

まずは「Hanako」の吉祥寺特集。「実力派newフェイス厳選15」というページにてカラー1/2ページ&扉1ページでご紹介いただいています。吉祥寺の各書店でのこの雑誌の扱いには目を見張るべきものがあり、とりわけ駅ビル「ロンロン」内の書店の特設コーナーには度肝を抜かれました。ざっと見たところ三十冊くらいは面出しになっているのではないでしょうか?発売直後この光景を目にしたぼくは、正直「恐怖」すら感じました。

さて、発売から二週間ほどがたったわけですが、聞かされていたとおりのハードな二週間でした。『Hanako』片手に来店されるお客様も数多く、そんな光景を目にしてふと感じたのは「なるほど、吉祥寺というのはいまや『観光地』なのだなあ」ということ。海外に出かけるとき、ガイドブックや雑誌の切り抜きを手にお目当ての土地や店を訪れるのとまったく同じ感覚なんですね。名所や旧跡、風光明媚な土地の代わりに、「モノ」を見たり探しにやってくる《観光地》、たぶんそれがいまの「吉祥寺」の姿なのかもしれません。

そしてもう一冊は『装苑』4月号です。こちらは料理研究家の福田里香さんにご紹介いただいています。おやつセット&ホットドッグを掲載していただいているのですが、写真の質感がいままで目にしてきた料理写真とあまりに違うのにちょっと驚きました。モード系とでもいうのでしょうか?さすがは「装苑」、頭のてっぺんからつま先まで徹底されています。ちなみに同号には「マリメッコ特集」もあります。こちらも徹頭徹尾「装苑」的なファッションページです。必見。

ほかにも『むさしのリビング』というコミュニュティー新聞でも紹介されています。武蔵野エリアのみの配布かと思っていたところ、阿佐ヶ谷、荻窪あたりでも配布されているらしく思わぬ方面からの反響がありビックリしました。公式サイトでも内容はご覧いただけます。

World Music Styles~Bar Bossa
2008.3.14|info

さらりと以前お知らせしましたが、文化放送のデジタルラジオ「UNIQUE!」のプログラム「World Music Styles~Bar Bossa」のためにほんの少しですが選曲のお手伝いをさせていただきました。この番組は雑誌『カフェ&レストラン』の連載でもご一緒させていただいている渋谷bar bossaのマスター林伸次さんが選曲&ナビゲーターをつとめられている番組なのですが、3月放送分の「ゲスト選曲家」をぼくが担当させていただいています。

なお、お店で選曲したものをかけていたとき何人かのお客様から曲名についてのお問い合わせをいただきましたので、ここに載せておきます。参考にしてください。

1. Radames Gnattali,Tom Jobim,Paulinho da Viola etc / Meu amigo Tom Jobim
2. Sylvia Telles / Discussao
3. The Recyclers avec Ignatus/Samba Saravah!
4. Nouvelle / Decidete Mi Amor
5. Baden Powell / Manequim 46
6. Laercio De Freitas / Brioso
7. Cassia Eller e Nelson Faria / Garota De Ipanema
8. Caetano Veloso / Pra Todo Efeito

ちなみに番組の聴き方ですが、左上の「Listen Now」の部分をクリックするとかんたんなアンケート画面(生まれた年、利用環境など)が出てきます。チェックをいれて「登録」を押すと放送中の番組を聞くことができます。なお、このプログラムは週四回のオンエアで、ぼくの選曲したものは今月放送分でお楽しみいただくことができます。ネットのつながる環境であればどこでも聞くことができますし無料なのでぜひこの機会に聞いてみてください。放送は、火曜日の6:00~8:00、12:00~14:00、20:00~22:00、そして土曜日の9:00~11:00です。

愛おしき隣人
2008.3.21|cinema

四月の終わりから恵比寿ガーデンシネマで二本のスウェーデン映画が封切りになる。

『愛おしき隣人』と『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』というふたつで、ともに同じロイ・アンダーソンという監督が手がけた作品である。『散歩する惑星』の監督といえば、あるいはわかるひともいるかもしれない。

前者はその七年ぶりの「新作」、後者は一九六九年に撮影された「長編デビュー作のデジタルリマスター完全版」なのだそうだが、今回このふたつが同時に公開されるということで密かに話題となっているのだ。

で、この作品の宣伝協力を、北欧つながりということで「moi」もすこしお手伝いさせていただくことになった。具体的には、作品をイメージした期間限定のオリジナルメニューを封切りにあわせて登場させるといった内容。

これからスタッフといっしょに作品を観つつイメージをふくらませようとかんがえているところだが、初夏のスウェーデンの爽やかさに、ちょっと自虐的な北欧っぽいウィットをパラパラと振りかけたような感じをぼんやりとイメージしている。なんだそりゃ一体?な感じではあるが、詳細はまた追って。おたのしみに。

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