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	<title>on the table ｜ Moi - フィンランドをもっと好きになる</title>
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	<description>フィンランドをもっと好きになる</description>
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	<title>on the table ｜ Moi - フィンランドをもっと好きになる</title>
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		<title>aalto</title>
		<link>http://moicafe.com/column/aalto-film/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 31 Oct 2023 03:00:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、映画『アアルト』。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/aalto-film/">aalto</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>そういえば、公開中の映画『アアルト』の話をまだ書いていなかった。</p>



<p>この映画について言えば、ふたつの点で印象に残っている。</p>



<p>まず、ひとつはアアルトが手がけた建築作品の数々をさまざまな角度から映像によって見ることのできるすばらしさ。見ることのできる作品はフィンランドにかぎらず、スイスやドイツ、それにアメリカなども含まれる。かんたんに現地まで行けない身にはありがたい。</p>



<p>もうひとつは、アルヴァ・アアルトと彼の妻（たち）との関係について。</p>



<p>この映画の宣材には、《名声の陰には、一人の女性がいた。》というコピーが付されている。</p>



<p>じっさい、この映画の前半を観れば、いかにアイノ・アアルトという女性が才気煥発なアーティストであったかということがよくわかる。アアルトの作風に突如あらわれる《飛躍》の秘密もアイノの存在によってほぼ説明がつく。</p>



<p>それにしても、アルヴァ・アアルトというひとはつくづく才能に恵まれた女性が好きだったのだなあとこの映画を観て思った。アイノがこの世を去った後、再婚相手として選んだエリッサもまたとても優秀なひとだったらしい。</p>



<p>しかも、アルヴァに対して驚くほど献身的という意味でこのふたりはとてもよく似ている。</p>



<p>それだけ、彼女たちもまたアルヴァの傑出した才能を見抜き、心底惚れこんでいたということだろう。そして、その才能を開花させることに格別なよろこびを感じていたにちがいない。</p>



<p>アイノとアルヴァとエリッサとーーーもしこの映画に副題を添えるとしたらこんな感じかもしれない。</p>



<p>アルヴァとアイノ、またアルヴァとエリッサとの関係については、ことあるごとにさまざまな憶測をもとに語られることが多かった。だが、この映画を観たことで、そこには互いに強い信頼と尊敬の念がはたらいていたことを理解できた気がする。</p>



<p>夫婦の関係については、だから、傍からどんなふうに見えようとも外野がうかつに口にすべきではない。彼女たちのサポートも含めての“アアルト”なのだから。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size">aalto : <a href="https://www.instagram.com/p/CzDbBJAP5tO/">https://www.instagram.com/p/CzDbBJAP5tO/</a><br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/aalto-film/">aalto</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>joensuun laulujuhlat</title>
		<link>http://moicafe.com/column/joensuun-laulujuhlat/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 04 Oct 2023 03:00:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは「ヨエンスー・ソングフェスティバル」。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/joensuun-laulujuhlat/">joensuun laulujuhlat</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>このレコードは、いまからちょうど40年前、1983年の夏におこなわれた「ヨエンスー・ソングフェスティバル」の実況盤である。</p>



<p>ヨエンスーはフィンランドの東部、カレリア地方に位置する中心都市で、湖と森に覆われたその土地はしばしばフィンランドの人びとにとっての《原風景》といわれたりもする。土地のもつそうした性格を反映してのことだろう、この「ヨエンスー・ソングフェスティバル」では、ジャンルにこだわらず、フィンランドであったり近隣の国であったりのその土地にねざした作品を積極的にとりあげているようだ。</p>



<p>たとえば、いま手元にあるこのレコードでは、1983年の「ヨエンスー・ソングフェスティバル」からふたつのコンサートのハイライトが収録されている。</p>



<p>片面に収められたのは、いわゆるクラシックの演奏会の模様だ。登場するのは将来の活躍が期待されるフィンランド出身のふたりのオペラ歌手。バスのマルコ・プッコネンはチャイコフスキーの歌曲のほか３つのジプシーの歌を、いっぽうソプラノのマルガレータ・ハヴェリネンはフィンランドの作曲家メリカントの歌曲を披露している。なかでもメリカントによる“すすり泣く笛”のメロディーは、フィンランド好きならきっと一度はどこかで耳にしているのではないか。</p>



<p>そしてレコードのもう片面に収められたのは、フィンランドの民族楽器「カンテレ」によるアンサンブルの演奏だ。カンテレはツィターをより簡素にしたような弦楽器で、そのひなびた音色は鳴るというよりはささやく、あるいは語るといったほうが似つかわしい。ここではいわゆる民謡からモダンな楽曲まで、わずか８曲とはいえカンテレの響きがもつさまざまな表情をあますところなく伝えてくれる。</p>



<p>演奏者のマルッティ・ポケラ、エーヴァ＝レーナ・サリオラ、マッティ・コンティオというトリオはカンテレを現代に継承する優れたアンサンブルらしく、調べてみると多くの録音が残されている。音楽配信サービスで聴けるものもずいぶんある。とりわけマルッティ・ポケラの作曲による“白鳥の踊り”が夢のようにうつくしい。とても気に入った。</p>



<p>ジャケットに使われたなんてことのない田舎道の写真もふくめ、この一枚のレコードをとおして飾らないフィンランドの人びとの心のうたに少しだけ触れえたような気がする。フィンランドみやげとしてこのレコードを選んでくださったMaijaさんに感謝。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size">joensuun laulujuhlat : <a href="https://www.instagram.com/p/Cx9k7-ePpgH/">https://www.instagram.com/p/Cx9k7-ePpgH/</a><br>text + photo : Iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/joensuun-laulujuhlat/">joensuun laulujuhlat</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>monocle</title>
		<link>http://moicafe.com/column/monocle/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Jul 2023 03:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、ガイドブック『モノクル』。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/monocle/">monocle</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ミステリの世界に“安楽椅子探偵”と呼ばれる登場人物がいる。</p>



<p>安楽椅子探偵は、その見事な推理力と膨大な知識とをもって、現場に赴くことなくあたかも見てきたかのように難事件を解決へと導く。</p>



<p>いっぽう、この世の中には豊かな想像力と知識によって夜な夜な居ながらにして異国を自由に旅する人びともいる。</p>



<p>安楽椅子の旅行者、つまり“アームチェアトラベラー”といわれる人たちだ。</p>



<p>ぼくがまだ幼いころ、ということはつまり海外旅行がいまほどには身近でなかった時代、テレビにはこうした“アームチェアトラベラー”御用達といえるような旅番組が数多く存在した。</p>



<p>思い返すと、そういった番組の多くが週末の早朝や就寝前といった時間帯に放送されていた。まさに安楽椅子で旅するのにうってつけの時間というわけだ。</p>



<p>そして時代はすっかり変わった。</p>



<p>言うまでもなく、インターネットの登場はアームチェアトラベラーの旅をもまた様変わりさせる。</p>



<p>砂漠のまんなかでもないかぎり、グーグルストリートビューがあれば街の隅々まで思いのままに徘徊することができる。気になる店や場所があれば、SNSを通じてリアルタイムで評判を知ることさえ可能だ。</p>



<p>しかし、アームチェアトラベラーにとっての旅の醍醐味をかぎられた情報と自由な想像力との戯れであると心得るなら、インターネットが提供する情報のほとんどはtoo much以外のなにものでもない。</p>



<p>ところで、ここにモノクルが発行するガイドブックがある。</p>



<p>手元にあるヘルシンキ編は「Monocle City Guide」シリーズの㉟となっている。</p>



<p>モノクルのこのシリーズは、ガイドブックとしての必要条件を満たしていながら、かならずしも情報一辺倒ではない余白が残されているのがうれしい。</p>



<p>うつくしい写真やコラムを肴に、はたしてそこではどんな体験と出会えるのか想像をめぐらしてみるのはとても愉しい。</p>



<p>そういった愉しみを邪魔しないちょうどいい匙加減を備えているのが、この「Monocle City Guide」シリーズ最大の魅力なのだ。一冊、また一冊と少しずつ買い集めてコンプリートしたくなる。<br><br>もちろん、気になる都市があれば、よっこらしょとソファから重い腰を上げ“答え合わせ”の旅に出かけてみるのも悪くない。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right">monocle : <a href="https://www.instagram.com/p/CukEBRvvymH/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.instagram.com/p/CukEBRvvymH/</a><br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/monocle/">monocle</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>munkki</title>
		<link>http://moicafe.com/column/munkki/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Jun 2023 03:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、フィンランドのドーナッツ「ムンッキ」。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/munkki/">munkki</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>名前はとても大切。おろそかにはできない。なぜかというと、名前とは“物語る”ものだからである。</p>



<p>さて、ここに一個のムンッキがある。見た目には素朴だが、とてもおいしい。</p>



<p>先日、早稲田にある福音ルーテル・スオミ教会の「チャーチカフェ」というイベントでつくられたものだ。写真を見て、あれ？これってドーナツじゃね？と思ったひとも少なくないだろう。じっさい、ムンッキとはフィンランド語でドーナツという意味である。フィンランド風ドーナツ。わかりやすくそう言ってもいい。</p>



<p>どこがフィンランド風かといえば、生地に粗挽きのカルダモンが練りこまれているところだろうか。だが、ムンッキの味わいを伝えるのにそのような説明ではあまりに不十分だ。ムンッキという名前には、ドーナツと呼ぶことで色褪せてしまうさまざまな物語がふくまれていると思うからだ。</p>



<p>それは、たとえばフィンランドの家庭の台所で、お母さんが子どもにせびられて揚げているほのぼのとした情景であったり、生地に混ぜ込むときにふわっと立ち上がるカルダモンのさわやかな芳香であったり、また仕事や勉強の合間に湯気をたてるコーヒーといっしょに頬張ったときの口の中に広がる幸福な感情だったりする。</p>



<p>ムンッキを食べるということは、ただドーナツを食べるということではない。と、だからぼくはここに力説したいのである。ムンッキを食べるということは、フィンランドの自然や文化をもまた舌のどこかすみっこで味わうという特別な時間なのだ。</p>



<p>だから、それをぼくはドーナツではなく、敬慕の念をもってムンッキと呼ぶ。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size">munkki : <a href="https://www.instagram.com/p/CtyptDMv_OT/">https://www.instagram.com/p/CtyptDMv_OT/</a><br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/munkki/">munkki</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>snufkin</title>
		<link>http://moicafe.com/column/snufkin/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Jun 2023 03:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、「スナフキン」。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/snufkin/">snufkin</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>一人というのはときに寂しいものですね、やはり。あるいは、年齢的なものからくる心細さもあるかもしれない。週末うっかり家族連れでにぎわう場所に行ってしまったときなど、どこにも自分の居場所がないようないたたまれない気分になることもある。</p>



<p>では、一人がわるいことばかりかというともちろんそんなことはない。わかりやすい言葉を使えば、まず自由がある。もっぱら自分のためだけに使うことのできる時間があるというのは、やはり贅沢ですばらしいことと感じる。自由を手にするための担保と思えば、その程度の寂しさ、たかが知れている。</p>



<p>永井荷風もスナフキンも、きっとこの点については同意してくれるのではないか。じっさい、永井荷風やスナフキンくらい達観してしまえばもはや寂しさなど感じなくなるのかもしれない。</p>



<p>寂しさの正体を欠如の感覚、つまり本来あるはずのものがないことからくるよるべなさだとするならば、それが本当にあるべきものなのか、なんとなくあったらいいなといった程度のものなのか、そのあたりはよく考えてみる必要がありそうだ。</p>



<p>もし、自分にとって真にあってしかるべきものならばそれにふさわしい行動をとればよいのだし、たんなる気の迷い（哲学者のアランが言うところの“情念”）にすぎないのであれば笑ってやり過ごせばいい。</p>



<p>答えはシンプル。<br>それだけにまた、むつかしい。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size"><a href="https://www.instagram.com/p/CtlgxBTvdit/">https://www.instagram.com/p/CtlgxBTvdit/</a><br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/snufkin/">snufkin</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>open dialogue</title>
		<link>http://moicafe.com/column/open-dialogue/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Jun 2023 03:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、オープンダイアローグ。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/open-dialogue/">open dialogue</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>“自殺希少地域”ではさまざまな工夫がある、と著者は言う。</p>



<p>“自殺希少地域”というのは、全国に点在する自殺者が統計的に明らかにすくない地域のことである。そうした地域では、はたしてどんな人たちがどのように暮らしているのか。精神科医である著者は、その謎を解きたくて旅をする。その記録がこの本だ。</p>



<p>ちなみに、著者はフィンランドで「オープンダイアローグ」について学び、トレーナーの資格を取得した人でもある。そのため、文中ちょくちょくフィンランドや北欧の話も登場する。</p>



<p>旅の中でわかったことは、世界には困難なことがある。それはもう、沢山ある。どんな場所でも生きるのは大変だ、ということである。それは自殺希少地域といえども変わらない。ただ、そうした現実を踏まえたうえで著者が気づいたこと、それが「自殺希少地域ではさまざまな工夫がある」ということであり、さらに、工夫のあるなしは生きやすさにつながるということである。著者は、旅の中で遭遇したさまざまなエピソードをとおしてそのことを身をもって理解してゆく。</p>



<p>「同じ問題や困難があったときに工夫することを知っていると知らないとでは、その困難によって受けるストレスが違う。自らの生きる世界にある多くの困難は工夫によって何とかなると思う人生なのか、努力と根性で頑張らねばならないと思う人生なのか」。</p>



<p>努力と根性によって、目の前に立ちはだかる困難を克服するということはたしかに素晴らしい。だが、病気にせよ身近な誰かの死にせよ、あるいはほかの何かにせよ、それだけでは克服できない局面もかならずやあるだろう。工夫がもっとも役に立つのはそのようなときだ。工夫とは、その意味で、いったん呼吸を整え、さまざまな選択肢を探ることで問題を解決するための手引きといえる。たとえ努力や根性が足りなくても大丈夫。工夫さえあれば、ひとはなんとか生きていけるものだ。この本を読むと、なんだかそんな気がしてくる。気分が楽になる。</p>



<p>さらに、そこで紹介される地域の人びとの生き方は、またさまざまなことをぼくらに伝えてくれる。それはたとえば、孤立を防ぐことは重要だが、孤独を畏れることはないということだったり、親友がいないと思い悩むより、たくさんの知人をつくることを考えたほうがよいということだったりする。</p>



<p>これでいいんだなと思ったり、ああ、こうすればいいのかと思ったり。読む前よりも確実にすっと気持ちが軽くなる、これはそういう本だ。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size">open dialogue &#8211; <a href="https://www.instagram.com/p/CtN57S8vdI6/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.instagram.com/p/CtN57S8vdI6/</a><br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/open-dialogue/">open dialogue</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>candle</title>
		<link>http://moicafe.com/column/candle/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[iwama]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 01 Jun 2023 03:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[on the table]]></category>
		<category><![CDATA[post]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>テーブルの上のフィンランドでは、Moi岩間のInstagramから、フィンランドにまつわる話題をご紹介します。今回のテーマは、北欧フィンランドでは欠かせない「キャンドル」について。</p>
<p>The post <a href="http://moicafe.com/column/candle/">candle</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>それまで言葉としてしか知らなかった「白夜」というものを、じっさいに体験したのはいつだったろうか。一年でももっとも日が長くなる、たしか６月のフィンランドだったはずだ。</p>



<p>白夜と聞いて、漠然とながらさぞかし夜が明るいのだろうといった程度の想像は誰でもつく。だが、はたしてそれがどの程度の明るさかとなると、やはり自分でじっさいに体験してみないことにはなかなかピンとこないのではないか。</p>



<p>ぼくが、白夜なるものをはじめて体験したのはフィンランドでも南に位置する首都ヘルシンキだった。そこでは、時間を押し伸ばしたかのように陽はじわじわと傾いてゆく。ようやく夕暮れどきを迎えたのは、日付が変わるか変わらないかといった時間であったと記憶している。</p>



<p>長い夕暮れの後、しばらく街は水彩画のような淡い青に浸される。その静寂もあいまって、まるで松本竣介の描いた街に迷い込んだ気分だ。それは「薄暮」という表現がしっくりくる色であり時間であった。</p>



<p>数時間後、けっきょく完全な闇に街が覆われることはないまま、朝は何食わぬ顔で戻ってきた。</p>



<p>夜ほどには暗くなく、だが昼のように明るくもない。つまり、そういった時間が白夜なのだとそこでぼくは理解したように思う。そして、明るい夜でも、ましてや暗い昼でもない薄暮というあいまいな時間に、静かにゆらめくローソクの焔はじつによく調和する。</p>



<p>北欧の人びとが好んでキャンドルを用いる理由は、照明が不要なほど明るいわけではないが、かといって強い光を必要とするほど暗くもない薄暮の時間が長いからなのではないだろうか。そんなことも同時にかんがえた。</p>



<p>薄暮とはいえないまでも、梅雨時の東京もまた、かなりの時間を明るくもなく、だが暗いというほどでもない時間が占める。照明器具の煌々とした光はまだつけたくない。しかし、そうはいってもなにも明かりがないというのも侘しい。</p>



<p>そんな時間に、ぼくは北欧の人びとにならってキャンドルにあかりを灯してみるのだ。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size">candle : https://www.instagram.com/p/Cs8SXDtPshe/<br>text + photo : iwama</p><p>The post <a href="http://moicafe.com/column/candle/">candle</a> first appeared on <a href="http://moicafe.com">Moi｜モイ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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