都心のライフスタイルに対応した使い勝手のよさに注目
一人あたりのコーヒー消費量でフィンランドはしばしば世界一といわれます。実際、コーヒー片手にいつでも自分の時間に浸ることのできるカフェは、フィンランドの人びとにとって日々の暮らしに欠かせない大切な場所です。なかでも、ロバート・パウリグにより1987年にヘルシンキで創業したカフェ「 ロバーツコーヒー (ROBERT’S COFFEE)」は、フィンランド発祥のコーヒーチェーンとして地元の人びとからの支持を集めています。
現在、ロバーツコーヒーは日本ではメッツァビレッジ(埼玉・飯能市)と千歳烏山(東京・世田谷)にてフランチャイズ展開されていますが、このたび都心部への初出店となる「麻布十番店」がオープンすることになりました。東京エリア在住のフィンランド好きのみなさんは、きっとこの日を待ちわびていたのではないでしょうか?
そこで、7月下旬のオープンに先立って行われたレセプションの模様をそんなみなさんのために一足先にレポートします。
駅から徒歩2分の好立地に開放的なテラス席のある新店舗
新しくできる「ロバーツコーヒー麻布十番店」は、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線の「麻布十番」駅4番出口から徒歩2分という好立地にあります。駅からも近くお天気にも左右されないので、待ち合わせ場所として重宝しそうです。
店内は全体にシックな印象。天井から吊り下げられたゴールドやブロンドの照明器具がほどよくアクセントになっています。客席はカウンターとテーブル席に加え、大きく取られた開放部にテラス席が設けられており換気への配慮も十分です。時間があまりない人にはちょっと腰掛けて一息つけるベンチも用意。お天気のよい日なら、テイクアウトして目と鼻の先にある広場「パティオ十番」で過ごすのもいいですね。
ハンドドリップで提供するコーヒーや本国のレシピを忠実に再現した手作りのジェラート
コーヒーはハンドドリップで提供。レセプション時には「ロバーツスペシャル」と「メイヤーズ」という2種類のブレンドから選ぶことができました。蒸し暑いこれからの季節にはベリーソーダやレモンソーダといった爽やかなコールドドリンクで喉を潤してはいかがでしょう。
スイーツは、北欧好きフィンランド好きにはブルーベリータルト、そしてなんといってもフィンランド風のシナモンロールがおすすめ。さらに、入ってすぐのカウンターではずらりと並んだ色鮮やかな手作りジェラートが目を引きます。ラズベリーのジェラートや珍しいところではシナモンロールのジェラートも。シナモンではなく、シナモンロールというところがポイントですね。じっさいシナモンロールの味がしました。
サンドイッチやサラダもボリューム満点で、曜日や時間を選ばず空腹を満たすことができるのは嬉しいかぎり。
18時以降は晩ごはんも食べられる「ロバーツ食堂」に変身
ところで、この「麻布十番店」ならではのユニークな試みとして、18時以降カフェを食堂スタイルで楽しむことのできる「麻布十番ロバーツ食堂」があります。
食堂メニューは、スープ、ミートボールやニシンのマリネなど北欧風の前菜、サラダ、メイン、それにドリンクとジェラートまでついたフルコース。メインは、ノルウェーサーモンを使用したスモーブロー(オープンサンド)や信州酵母豚のローストなど7種類のなかから選ぶ仕組みになっています。提供は18時から22時(21時ラストオーダー)まで。仕事帰りにふらりと立ち寄って、ぼんやりフィンランドに思いをはせつつお腹も心も満たしましょう。
麻布十番という都心からのアクセスのよさを生かし、朝から晩までさまざまなシチュエーションに対応した楽しみ方を提供する「ロバーツコーヒー麻布十番店」。オープンの日程は決まり次第ロバーツコーヒーのSNSにてアナウンスされるとのことですので、気になる方はぜひフォローしてチェックしておいて下さい。
ロバーツコーヒー 麻布十番店
住所:東京都港区麻布十番2-2-5
フレンシア麻布十番サウス1F
http://robertscoffee.co.jp/
Twitter:twitter.com/robertscoffeeja
Facebook:www.facebook.com/robertscoffee.tokyo
Instagram:www.instagram.com/robertscoffee.tokyo
text:iwama