フィンランドのコーヒーチェーン「ロバーツコーヒー」。その国内で4つめとなる店舗が横浜市の「ゆめが丘」にオープンしました。
場所は、相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅にこのほど完成したショッピングモール「ゆめが丘ソラトス」内。ゆめが丘駅から「ゆめが丘ソラトス」へのアクセスは、新たに設置された改札を出てすぐ。また、横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅からも徒歩1分の好立地です。
全体で三つの建物からなる「ゆめが丘ソラトス」ですが、今回オープンした新店舗【ロバーツコーヒー ゆめが丘ソラトス店】は、127店舗が出店(オープン時点)するメイン施設「ゆめが丘ソラトス1」内の2階となっています。
雑貨やファッションのほか、蔦屋書店なども出店する2階の一角を占める【ロバーツコーヒー ゆめが丘ソラトス店】。ショッピングモール内の店舗らしい開放的で親しみやすいつくりとなっているのが特徴です。
本国フィンランドではこうしたショッピングモール内でよく「ロバーツコーヒー」をみかけますが、このソラトスの店舗はちょっとそんな雰囲気も感じさせてくれます。意外なところで旅ごころをかきたてられました。
注文カウンターは、ショッピングの途中ふらりと立ち寄りやすいよう館内の通路に面してつくられています。ショーケースには、もちろんご自慢のジェラートも。
注文カウンターの後方を囲んだイートインスペースも、四人掛けテーブル席のほか一人でも気軽に利用できる大テーブルや吹き抜けに面したベンチなどさまざまなニーズに応えた使い勝手のよさがポイントです。
この日は近隣住民を招待したプレオープンの最中でしたが、すでにさまざまな年代のお客様で行列もできるにぎわいでした。
場所柄、全体にファミリー層を意識したつくりとなっているこの「ゆめが丘ソラトス」。屋上には、相鉄のキャラクター「そうにゃん」のいる広々とした「そうにゃんぱーく」もあり、天気の良い日には丹沢山系を間近に臨むこともできます。
余談ですが、この【ロバーツコーヒー ゆめが丘ソラトス店】を訪れた方にぜひチェックしていただきたいものがもうひとつ。相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅のホームです。
鉄骨のアーチを生かした機能的でうつくしいデザインは、どことなく北欧らしさが感じられると思いませんか? 「関東の駅百選」にも選定されているそうですよ。
また、「ロバーツコーヒー」はおなじ横浜市の相鉄沿線にもう一店舗、【星天qlay店】が2023年に開店しています。
【星天qlay店】のある相鉄本線「天王町」駅には、ほかにもフィンランド在住経験をもつオーナーが経営する【poro珈琲】もありますので、北欧好きは3つのカフェをハシゴしてフィンランドを身近に感じるというのも楽しいのではないでしょうか。
ゆめが丘ソラトスへの出店により国内の「ロバーツコーヒー」も4店舗となりましたが、意外にもショッピングモールへの出店は今回が初めてとのこと。
コーヒーやシナモンロールをとおして、これまで北欧のカフェ文化やフィンランドになじみのなかった人たちにもその魅力を伝えてくれるものと期待が高まります。
text + photo : iwama
ロバーツコーヒー ゆめが丘ソラトス店
神奈川県横浜市泉区下飯田町字大原1584-2
ゆめが丘ソラトス 2F
10:00〜20:00(L.O. 19:00)
045-392-5288