cafe hinagiku

約束の旅 東海地方フィンランドめぐり


rajakivi 〜 いつかの手紙

次にご紹介する rajakivi(ラヤキヴィ)は、名古屋市金山にある北欧カフェです。こちらにはどうしてもおとずれたい理由がありました。

Rajakivi

ショップリストを作成する際、日本各地のフィンランドにまつわるカフェや雑貨店などをリサーチして、Moiより案内状を送らせていただきました。「そこに行きさえすれば、フィンランドのあらゆる情報がずっと早く、ずっとかんたんに、ずっと確実に見つかるような『街』をつくろう」というのが、当初のコンセプトだったからです。そのうちのひとつに、rajakiviというお店もありました。ですが、そのときにはご連絡をいただくことができませんでした。

Rajakivi

1年ほど前のある日、MoiのサポーターのYさんが、rajakiviをおとずれる機会がありました。そこでたまたまMoiの話をしたところ、店主の石塚さん(フィンランド語で kivi + raja ですね)が、その案内状を棚からすっと取りだして見せてくれたそうです。当時パンデミックの影響でいつまでお店を続けていけるのかわからなかったため、返信することを躊躇してしまったとのことでした。

まさか自分のつくった案内状を、数年経っても手元に置いてもらっていたなんて信じられないおもいでした。その話をきいて、リストにのせてもらえるように、かならず直接お店へお願いにいきますからと、Yさんと約束していたのです。

Rajakivi

名古屋のカフェといえば、モーニングが充実しているイメージがあります。rajakiviでは朝のじかん、ドリンクをたのむと自家製の北欧パン(シナモンロール、カルヤランピーラッカ、ペルナピーラッカ、ヴォイシルマプッラから選べる)とキーッセリがついてきます。2011年にお店をオープンする際、ただインテリアや食器を北欧風にするというのではなく、きちんとフィンランドのパンや北欧の料理を提供したいと考えていましたとおっしゃっていました。

Rajakivi

今回いただいたのは、フィンランドのパンケーキ Ohukaiset(オフカイセット)。イースターにちなみ、スウェーデンのシルヴィアカーカのディップをのせたヴァージョンです。はじめて聞くフィンランド語だったので質問してみると、フライパンで焼くパンケーキを「オフカイネン(複数形がオフカイセット)」、オーブンで焼くパンケーキを「パンヌカック」というとのことでした。専用のフライパンをおもいだし、あ、レットゥだと気づきました。もちもちとした食感のパンケーキです。

Rajakivi

現地のカフェをイメージしたという店内は、とても開放感があり、ゆったりと過ごすことができました。そして約束通り、石塚さんにお願いしてショップリストへの掲載を了承していただくことができました。石塚さん、Yさん、どうもありがとうございました。

▶︎ rajakivi(ラヤキヴィ)

次は「kokoti cafe 〜 絵本のなかのお店」をお届けします。

ページ: 1 2 3 4