新しい ムーミンバレーパーク で Well-being を体感しよう

ムーミンバレーパーク

この冬、ムーミンバレーパーク がリニューアルオープン!

埼玉県飯能市のムーミンバレーパークが、2021年12月10日にリニューアルオープンしました。新しいムーミンバレーパークのテーマは「Well-being = 心もからだも心地よい状態が継続すること」。

心地よさというのはもちろん十人十色。健康で幸せを感じながら豊かに生きるためには自由であることがなによりも大切です。ムーミンの世界を生み出したトーベ・ヤンソンの生き方そのもののように。

ムーミンバレーパーク
ムーミンバレーパーク
メッツァビレッジ

今回のレポートでは新しくなったムーミンバレーパークのポイントをご紹介しながら、ムーミンバレーパークという場所だからこそ「Well-being」を感じられる理由を解き明かしていきたいと思います。


トーベ・ヤンソンの哲学を受け継ぐテーマパーク

宮沢湖

ご存知のようにムーミンバレーパークと隣接するメッツァビレッジは自然豊かな湖のほとりにあります。内覧会のために訪れたオープン前日はとても良い天気。森の樹々も色づき、まさに紅葉のベストシーズンともいえる1日でした。

森と湖といえば、まさにフィンランドの情景が思い浮かぶのではないでしょうか。広い空を見上げて、鳥たちの声に耳をかたむけ、新鮮な空気を思いっきり吸いこむ。自然に親しみながらゆったりとした時間を過ごすことは「Well-being」を体感する上でとても重要な要素のひとつです。

ムーミンバレーパーク
ムーミンバレーパーク入口

意外なことにこの湖畔を訪れる多くの人がムーミンを目当てにやってくるわけではないそうです。実際にパークの入口までただ散歩するためにやってくる人たちを見かけました。

もし新しいムーミンバレーパークで自然の美しさや偉大さを讃えるムーミンの世界を知ってもらうことができたなら、もっと多くの人に、そしてこれまで以上に、特別な場所として過ごしてもらえるはずです。そんな想いを込めて今回のリニューアルが行われました。


シナモンロールの香り漂う「レットゥラ ラウンジ」

レットゥラ ラウンジ

まず最初にご紹介するのがパーク入り口の右側にある「レットゥラ ラウンジ」。店内に入るとすぐに焼きたてのシナモンロールの香りが漂ってきます。お店ではコーヒーやおいしいパンなどをいただくことができます。

パーク内を楽しむ前にその日の計画を相談したり、本棚にあるムーミンの原作を読んだりしながら気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか。コーヒーを片手にテラスで湖を眺めるのもおすすめです。それぞれが気ままに自由に過ごすことができる場所になりました。

シナモンロール
スノークのおじょうさん

以前よりもフレキシブルに活用できるようになった店内スペースを使って、イベントやワークショップなどを行う予定もあるそうです。もしかしたらお子さんの誕生日会やムーミン好きのふたりの結婚式などができるようになるかもしれません。


トーベ・ヤンソンを深く知る「ライブラリー カフェ」

ライブラリーカフェ

次に紹介するのが、展示施設「KOKEMUS」の2階にできた「ライブラリー カフェ」。なんとカフェでお茶をしながら、約400冊あるムーミン関連書籍を自由に楽しむことができます。展示を観たすぐ後で絵本を読んだり、原作の内容を確かめたりできるのもうれしいところです。

フィンランドの図書館をヒントにしたというこの「ライブラリー カフェ」で、お気に入りの一冊を見つけたり、トーベ・ヤンソンの言葉やその哲学に親しんでみてはいかがでしょうか。

ライブラリーカフェ

ムーミン谷で遊ぼう「キッズスペース」

キッズスペース

その隣にあるのが保護者同伴で利用できる「キッズスペース」。壁一面の大きな窓ガラスにお絵描きしたり、おもちゃの楽器を演奏したりして楽しむことができます。パーク内を歩きまわって疲れてしまったら、こちらで遊ぶのも良いかもしれません。

窓の向こうにムーミンハウスが見えるのも不思議な感じがします。それはまるでムーミンの物語の中で遊んでいるような。今後は絵本の読み聞かせのワークショップなども開催するそうです。(※ 写真の子どもたちはモデルです)

キッズスペース

より安心して過ごせる場所へ「待機室・救護室」

おむつ台
授乳室

またパーク中央のフォトスタジオだった建物は、授乳室やおむつ台のある待機室・救護室になりました。ちいさなお子さん連れの方もより安心して過ごせる場所になったのではないでしょうか。安全・安心であることも「Well-being」には欠かせません。


ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン「エンマの劇場」

エンマの劇場

そしてムーミンのショートストーリーが上演されていた「エンマの劇場」は、ムーミン一家によるダンスショーに変わりました。ショーのタイトルは『ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン』。ムーミンたちからダンスを教わりながら、客席も一緒になって踊ります。からだをいっぱい動かすので子どもたちも飽きずに楽しめるはずです。踊ることが大好きだったトーベ・ヤンソンにぴったりのプログラムです。


もっとムーミンたちに会える

白いうま

そんなショー以外ではなかなか会うことができなかったムーミンたちに、新しくなったムーミンバレーパークではもっといろいろな場所で出会えるようになりました。いつどこに現れるかはわからないそうなのでパーク内を探してまわってみてはいかがでしょうか。

ムーミン

自分だけのお気に入りの場所を見つけよう

水浴び場
灯台

個人的におすすめするのがパーク内の一番奥にあるスナフキンのテントです。湖を眺めながら崖沿いの通路を歩いて行きます。灯台を過ぎると本当に山の中へ入ってきたような気分になります。このような静かな場所もムーミンバレーパークの隠れた魅力のひとつです。

スナフキンのテント
ムーミンバレーパーク

幻想的なイルミネーション「Winter Festival」

ムーミン一家

また内覧会の終わりには、ムーミンたちによるイルミネーションの点灯式も行われました。現在行われている『Winter Festival』でもその様子を観ることができます。ミストと光の効果でとても幻想的なムーミン谷になっていました。

点灯式
イルミネーション

もっと自由な新しい場所へ

ロバート・ハースト

新しいムーミンバレーパークは、これまでのテーマパークのように用意されたものを一方的に楽しむだけではなく、自分が心地よいと感じることを自ら見つけ出しながら楽しめる場所へと変わっていこうとしています。

ムーミンバレーパークの代表ロバート・ハースト氏は「ここへ来て、新しいなにかを持って帰ってもらえたら成功です」と話していました。その「新しいなにか」こそ「Well-being」なのだと思います。

ムーミンバレーパーク
ヘムレンさんの遊園地
ムーミンバレーパーク

トーベ・ヤンソンの愛した自然の中で過ごし、ムーミンの物語の背景にある哲学を楽しみながら体感することで、それぞれの「Well-being」をより感じられるようになるはずです。

もっと自由に楽しめる新しい場所へ。ムーミンバレーパークの進化から目が離せません。

text + photo: harada

Recommend