今回の配信は、いつもより数分遅れて開始となりました。その理由とは ──
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Moi!フィンランドをもっと好きになる55回目のレポートをお届けします。メニューはこちら。
+ プッラとカックとピーラッカ
+ 農園のビーツでハンバーグ
+ 曲名は引越の箱
+ てんちむさんのYouTube
プッラとカックとピーラッカ
今回の報告はまず、ゆかさんがJuhla Tokyoへ行った話から始まりました。
Juhla Tokyoは千駄木にあるカフェ&バー。フィンランドやエストニア、そして地元にゆかりのある音楽を取り扱っていることが特徴のお店です。
カルヤランピーラッカに限定の赤いベリーのケーキ、とても美しくて、すごい美味しかったとゆかさん。とてもとても羨ましい!
土曜日、こちらの料理を作られているMaijaさんが、お店で配信している『ユフラジオ』というPodcast番組に出演されているのを聞くことができました。
MaijaさんがJuhla Tokyoでシナモンロールを作ることになったきっかけや、春夏秋冬1年間通して作るなかで温度や湿度、レシピなどを工夫して作られていたことなど、アーカイブも残っていますので、ぜひ。
ユ:そういえば、ピーラッカってパイと訳されますけど、皮で包んでいなくてもピーラッカと呼ばれるんですよね。
ミ:まず皿を作って具を埋めていくイメージかな、ピーラッカには甘いものもしょっぱいものもありますね。一方、カック(ケーキ)は主に甘いもの、デコれるもので、ボーンと全体を作るような。
イ:プッラは甘いパン、菓子パンの総称ですね。
ミ:そうですね、コーヒーや紅茶などと一緒に食べるようなの。
イ:フィンランド語ほとんどわからなかったけれど、そういうのがだんだんわかってくるようになるよね。
農園のビーツでハンバーグ
そしてマクヤマク料理教室で教わったトマトソースのミートボールを作ってみたというゆかさん。
コツはハンバーグよりも固くなるようによく捏ねること。また、あらかじめパン粉に牛乳を浸したものを入れる普通のハンバーグと違い、パン粉は最後に調整で混ぜます。そうすることで肉の食感をよく感じられるようになるとのこと。
ミートボールにトマトソースというのもちょっと珍しいねと岩間さん。たしかに北欧のミートボールというとベリーソースのイメージなので珍しいのかも。
その話をうけて自分もハンバーグを作った話を。まず、なぜハンバーグを作ろうと思ったかというと、近所の農園でビーツを発見したことから始まります。
スーパーなどでも今まで見かけたことのなかったビーツ。どうやって食べようかと相談したところ、LAPUAN KANKURIT 表参道のnoteの記事にあった「Lindströminpihvit|ビーツ入りハンバーグ&玉ねぎのソテー」を作ってみよう!ということになったのです。
ハ:というわけで、ビーツ入りハンバーグを作ろうとしたんですが、途中で美味しくなかったらやだなと思ってビーツを入れるのをやめました。
ユ:えっ! やめちゃったの?!
イ:フィン活でもなんでもなくなってるね、笑。
ハ:ビーツの実はレンジで加熱してマヨネーズで、葉っぱはベーコン炒めにしました。なかなかおいしくできました。なので、今度ビーツ入りハンバーグを作るための予告編ということで。
ユ:あ、約束しましたね!
曲名は引越の箱
次はみほこさんの報告。久しぶりにYouTubeを開くとおすすめとして、ある動画が表示されました。その動画とはTOIVONENというミュージシャンの「Muuttolaatikot」という曲。
初めて名前を聞くミュージシャンだったとのことですが、問題はMuuttolaatikotの意味「引越の箱」。曲にそんな名前をつけるのだろうかと不思議に思ったです。
それではどうぞ視聴してみてください!
イ:恋人と別れて部屋を去っていく切ない曲かと思いきや、引越センターのCMみたいだったら可笑しいねと話してたんですよね。いざ聞いてみると割とアリかと。
ミ:たしかに恋に敗れた男が引越するといった内容をうじうじ歌っているんですがね…。
ユ:日本だったらありえないような内容かなぁ、笑。
イ:ところでフィンランドにも引越屋さんはあるの?
ミ:ありますよ。近くだったら自分でということもありますが。
イ:ラーティッコ(箱)はキャセロールのことも言いますよね。箱料理。
ハ:(箱料理かぁ、WoltのCMに使ったらいいかも…と無責任に妄想していました)
てんちむさんのYouTube
最後は岩間さんがYouTubeで観て、気になったという動画を紹介してくれました。
てんちむさんの素直な感想がいちいちおもしろいと岩間さん。それでもコーディネートがしっかりしているので要所をおさえていて参考になるそうです。サウナ好きの方はぜひ!
── 実は、みほこさんから「引越の箱」という曲の話を聞いて、配信の前に一度観てみようということになり、みんなそれぞれチェックしていたのでした。加えて予告していたイースターの話題も出ませんでしたが、それもまたこの配信らしくもあるような。なかなかラジオのようには行きません。それでは今回はこの辺で、次回もお楽しみに。
text:harada
#055|Video Killed The Radio Star – Bugles