ともだちから「日本じゅうの全員から1えんずつもらったら1おくえんになるんだぜ」と聞いて、なるほど〜と感心していた小学生の頃の自分、お元気ですか ──
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Moi!フィンランドをもっと好きになる18回目のレポートをお届けします。メニューはこちら。
+ 夏の家
+ ピュッティパンヌ
+ オリンピック観戦
+ おまけ
夏の家
今回の報告はまず、ゆかさんから。日本フィンランドデザイン協会によるオンラインセミナーに参加されました。テーマは『白樺湖 夏の家 ─ そして始まったサウナプロジェクト』。
「白樺湖 夏の家」として保存されているこの建物は、アアルト事務所で学んだことのある建築家武藤章が設計した工学院大学の寮でした。岩間さんから『アルヴァ・アアルト』(鹿島出版会)という本も書いているという情報もありました。
家具やインテリアをアルテックなどの北欧家具に一新して、サウナも備えつけられた(られる?)そうです。利用するには保存会会員の同伴が条件とのことですが、今後見学できる機会などもできるかもしれないとのこと。
(チリンチリンと後ろで鳴っていたのは風鈴です。夏の家っぽい?笑)
ピュッティパンヌ
前回のレポートで予告した通り、ピュッティパンヌ|Pyttipannu を作りました。本来は残りものなどで作るそうで、ズッキーニやパプリカを入れるのはちょっと豪華版のようです、笑。自分としてはなかなか美味しくできたような気がします。
ここでみほこさんから一緒に何を飲みましたか?という質問がありました。フィンランドの家庭では牛乳を飲むことが多いそうで、その消費量は世界一。日本の4倍以上も飲まれています(国際酪農連盟日本国内委員会 2014のデータより)。
フィンランドの売り場などでは、とても乳製品の種類が多く選ぶのが大変とゆかさん。みほこさんからは、好みや原材料、添加物の違いなど、ここ10〜20年くらいでとても増えてきたと教えてもらいました。
そして Piimä(飲むヨーグルトに近いバターミルク)や Viili(ギリシャヨーグルトのような粘りがある発酵乳製品)など、聞き慣れない製品名が。ゆかさんはご自分でヴィーリを作られているそうです。粉末を牛乳パックに入れるだけだそうなので試してみてはいかがでしょうか?
ちなみにピュッティパンヌと一緒に飲んだのは、麦茶です!
オリンピック観戦
地上波では生放送でフィンランド選手の活躍のすべてを観ることは難しいみたいですが、ネット中継などで観られるそうです(アーカイブも)。
みほこさんが注目したのは、陸上女子800mのサラ・クイビスト。フィンランドのナショナルレコードを出されたそうです。
▶︎ 陸上 サラ・クイビスト | 東京2020オリンピック | NHK
岩間さんの注目は、競泳男子200mで銅賞に輝いたマッティ・マッツォン。背中にカタカナで「フィンランド」と書いたウェアを来ていたとゆかさん。
▶︎ 競泳 マッティ・マッツォン | 東京2020オリンピック | NHK
ゆかさんは Instagram のストーリー にフィンランド選手が出場する競技内容をいつも載せているので、ぜひご覧になってみてください。
観ていないのがバレバレでしょうか、テレビを観る習慣がないのです。
おまけ
配信では触れられていませんでしたが、みほこさん、アルテックのミニチュアをマスキングテープでアレンジしてみたそうです。すばらしい!
そしてこっそり日本全国シナモンロールの旅。第4回は谷根千のVANERのシナモンロール。ふわふわと柔らかいデニッシュのような生地で外はカリッと焼き目がついています。あつあつの出来立てをいただきました。おいしい!
── だけど今も、ひとりのちからを信じています。すべてはひとりからはじまるものだよ。夏なので今回はあっさりとこの辺で、次回もどうぞお楽しみに。
text : harada
#018|One of the Millions – XTC