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#2|誰かを待っている

Moi!フィンランド好きが日曜朝8時から今週のフィン活について報告しあう30分

clubhouse配信、2回目の日曜日です。今日も気持ちのいい青空で、雨男の自分としてはめずらしい天気です。というわけで、今回も近所の森からお届けすることにしました。

ちょっと早めにルームを開いておきましょうという提案があったので、8時の5分前に開始ボタンを押しました。無言で5分待つというのもなかなか手持ち無沙汰です。そこでマイクのミュートを外して、鳥の声が聞こえてくるのを待ちました。

スマートフォンの時計を見ながら、カウントダウンしていると「8:00」の表示が出ました。さて、第一声は? と思っていると誰もミュートを外してくれません。もしかしたら30分間、自分ひとりで話さなくちゃいけないのかと、一瞬、異次元にいるように感じました。

8:01。Iさんの声が聞こえてきたのでひと安心です、笑。

話題は、前回に引き続き、Iさんに紹介していただいた小説『ホテルメドゥーサ』の感想とイースターのデザート「マンミ」についてです。

ひとりずつ簡単に小説の感想を述べていきます。Yさんは、「フィンランドの情景が浮かぶような話だったのですが、作者のブログで現地取材をせずに執筆されたという情報を知り驚きました」とおっしゃっていました。

自分はあいかわらず話すのに慣れず、おそらく言いたかったことは伝わっていないだろうなあと思うので、こちらに書きたいと思います。

4人の登場人物が「異次元の世界」を目指して、異次元への入り口があるというフィンランドの森に囲まれたホテルへやってきます。そんな小説の冒頭で、あ、フィンランドも異次元だと思いました。

外国というのもある意味「異次元」のような世界で、どこかで得た情報や憧れ、想像によって創られていることはないでしょうか。たとえ外国を旅したという体験があっても旅行者としての視点からは逃れられません。ですから頭の中にあるのは、自分だけのフィンランド=異次元のフィンランドなのかもしれません。

話の内容はよしとして、やはり何か緊張が伝わっているようで、語気が荒く聞こえているそうです。来週はちょっとマイクを離して、ゆっくり話すことを心がけます!(どうなることやら……)


話を戻しましょう。

次の話題は、マンミです。Yさんとご一緒にマンミの食べ比べをされたという北欧菓子研究家のCさんが途中参加してくださいました。Cさんによるとマンミはとても手間のかかる料理だそうです。

ライ麦粉とモルト、70〜80℃のお湯を混ぜ、ある一定の温度を保ちながら3時間。まるで黒ビールを醸造しているような感じで、糖化酵素の働きによってマンミのできあがりが甘くなるとのことです。

やはり家庭によって味が異なるそうで、Cさんは作っている時「昔のフィンランドの人と会話しているような気持ちになる」とおっしゃっていました。日本でいう栗きんとんや黒豆のような感じかも、というマンミ≒おせち説が登場しました。いつか一度、食べてみたいです。

(YさんCさんがマンミ食べ比べの参考にされたのは↓こちらだそうです)

▶︎ Kinuskikissa | Suomen suosituin leivontayhteisö

ここで突然、背後から「おはようございます」とおじいさんに声をかけられました。通路の柵を乗り越えて来られたのでびっくりしました。つい、ミュートせず、話の途中で返事をしてしまい、すみません、笑。


そして、今週のMさんは、

① Moiのサークル【nuotio|takibi】へ「切手で旅するフィンランド」という記事(全4回予定)を特別寄稿していただいています。

▶︎ nuotio|takibi〜フィンランドをもっと好きになる|note

② フィンランド語講座を3つ担当されたそうです。くわしくはマトカトリのページへどうぞ。

▶︎ フィンランド語講座

③「北欧語書籍翻訳者の会」の記事も執筆されています。フィンランドの歯科医療とキシリトール、そして歯にまつわる小説をご紹介されています。

▶︎ フィンランドの「歯のお手入れ」と「文芸作品で扱われた歯をめぐる物語」


Iさんは、フィンランドでの闘病生活を綴ったエッセイ『遠い白夜の国で』の話をしてくださいました。他の2冊も気になります。


春が来るのを誰もが待っていたように、たった一週間で辺りの風景も目まぐるしく変わってきています。森の入り口では、つぼみすらなかった白いツツジが満開でした。来週もどうぞお楽しみに。

text : harada

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